風俗店の概念
元来風俗とは、生活上見られる風習や慣わしの事を意味する。ダンスやマージャンなど、善良な風俗に影響を及ぼすとされた営業が「風俗営業」として警察の許可を要するようになり、1980年代に流行したノーパン喫茶、テレクラなど性風俗の多様化と共に、これら性風俗営業の店が単に「風俗店」(フーゾク店)と呼ばれ一般に定着してきた。
法律の観点では、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風適法)において性風俗関連特殊営業に含まれる業種.店舗を「風俗店」と呼ぶ場合が多く、ゲームセンターやパチンコ店、料理店等、接待飲食等営業や遊技場営業などは風俗営業であるため、これらは一般的には風俗店とは呼ばない。ただし、性風俗関連特殊営業に含まれない一部の業種.店舗(キャバレー、ピンクサロン、一部のキャバクラ等)については、実際には性的サービスが行なわれているため風俗店(フーゾク店)と呼ばれている。