美容整形とエステの違い
日本女性の美意識が高まっていることに関して、最近はエステティック業界も目覚しい進歩を遂げています。美容整形とエステは似て異なる業界なのですが、みなさまのイメージでは混同されやすいのではないかなと思います。
美容整形とエステの大きな違いは、医療機関か非医療機関かです。美容整形は医師が医学的根拠に基づき、治療を行う医療機関です。エステは脱毛.痩身や美白をはじめとする全身の美容術を行う非医療機関です。リラクゼーションの場というイメージが強いですね。
ただ一つ共通することは脱毛です。ただし、同じ脱毛でも行っている事は全く異なります。美容整形での脱毛は、医療レーザーや医療電気を使用した脱毛です。エステでの脱毛は、電気脱毛、フラッシュライトを利用した脱毛です。美容整形での脱毛は、資格や経験がないと施術を行えません。また使用している器具が全く異なります。簡単に説明しますと
. 医療レーザー脱毛(美容整形).毛根を破壊して永久に生えなくする
. フラッシュ脱毛(エステ).毛を徐々に薄くして、生えにくくする
. 医療電気脱毛(美容整形).資格が必要、施術者のスキルが高い
. 電気脱毛(エステ).資格なし、施術者によりスキルが異なる
という事です。
最近では脱毛も人気で、多くの方が行っていると思います。しかし、医療行為の脱毛とエステの脱毛では全く効果が異なってきます。足を踏み入れやすいエステで脱毛する方のほうが多いのではないでしょうか?
いくらエステで永久脱毛を謳っていても、レーザーの永久脱毛には適いません。私も実は永久脱毛をしています。クリニックに勤める以前に、エステで格安で脱毛をしましたが数年で再び生えてしまいました。その後クリニックでレーザー脱毛を行い、今ではツルツルになりました。
もちろん値段や立地条件なども重要になってくると思いますが、これから脱毛を考えている場合は是非医療機関での脱毛をおすすめします。
脱毛以外では、フェイシャルやアンチエイジングなど多くの方がエステを利用していると思います。実は私も大好きでよく利用しています。マッサージをうけていると、本当に気持ち良いですよね。
しかし美容整形とエステが混同されやすいことで、『エステ感覚で美容整形に行く』ということは全くの見当違いです。蕎麦を食べにイタリアンレストランに行くくらい違うことなので、しっかりと覚えてくださいね。